「新型コロナウイルス最新の情報」
投稿日:2020/03/31
中野区議会自民党幹事長 大内しんご
3月27日現在
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大については、現在、予断を許さない状況であり、首都圏においても徐々に拡大が進んでおり、今後いつ爆発的に広がってもおかしくはない状況となっています。区の対応としては、2月はじめに、役所内に対策本部会議を設置して、随時、状況の変化の都度対応を協議し、区のホームページ等によって区民の皆さんにお知らせしているところです。
中野区役所ウェブサイト(ホームページ)へのリンク
新型コロナウイルス感染症への対応等について
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2月21日から現在までの間の濃厚接触が不回避な会議やイベント等、できるだけ延期、中止しています。また、現在マスクの入手が大変困難な状況でありますが、出来うる限り、高齢者施設や高齢者障害者施設等、リスクが大きい施設への配布を行っております。
施設の休館等の対応ですが、3月2日から区立の小・中学校、幼稚園、児童館、高齢者会館等の休館、区民活動センター、すこやか福祉センター等の集会室の貸出し休止を行っており、現在のところ、施設によって若干異なりますが概ね4月15日まで期間の延長を決めました。小中学校の卒業式・入学式は、時間短縮及び規模縮小で実施となります。(区立小中学校、幼稚園については4月7日から開始。保育園は通常通り開園)
今後の追加対応が必要か否かについては、近隣の感染拡大状況。さらに、国・東京都の動向を踏まえて4月に入りましたら、再度、延長期間等の検討をいたします。大変ご迷惑をかけているところですが、感染拡大を防止し、皆様の健康を守るために必要な措置と考えます。
また、感染状況の公表ついては、感染経路の調査への支障や人権への配慮から、東京都が統一的に公表しておりますが、区施設等で感染が発生した場合、及び利用者が感染した場合、区職員等が感染した場合については、区が管理者として公表をおこないます。
区政への影響についてですが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、特に中小の事業者の方々の経済的な支援が必要になっています。区は、緊急対策として第1回定例会で議決された新年度予算をさらに補正し、約1億4千4百円の中小企業向けの経済融資対策を中心とした予算を追加いたしました。
今後、経済が先行き不透明な状況にあり、区の歳入の大幅な減収も予想されるところです。区財政を守り、今後の区民サービスを低下させないためには、新年度予算に計上された事業についても、一部執行見合わせ、先送りといったことについて、踏み込んで検討せざるを得ない状況です。
景気の先折れ懸念を防ぐため、執行停止等については慎重に検討する必要があると考えています。今後の状況によっては、追加対策が必要となる場合もあり、機を逸せずに取り組んで参ります。
区としては、区民の健康被害を最小限に食い止めるため、努力を惜しまず対応します。
十分な予防に、努めていただきますよう切にお願いいたします。