中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成31年第1回定例会

平成31年第1回定例会一般質問抜粋

開催日:平成310年02月19日(火曜日)

区長の政治姿勢を問う

質問

1月に放映されたテレビ番組の中で、区長は、「1万人アリーナ計画の全面的な見直し」の文言について「区民に誤解を与えた」と認めた上で「真摯(しんし)に受け止める」と明言したが、区長はこの間「真摯に受け止めて」何をしてきたのか。

回答

回答者:区長

区民会議をはじめ、区民と対話する機会を通じ、再整備の推進を判断した経緯を説明する等、理解を求めてきたところである。


議決後の事業計画変更を丁寧に進めよ

質問

平成30年度予算は、議決を経ており、その重みを区長は理解しているはずである。内容を大きく変更する時は十分な議会での議論、区民への周知徹底等が求められる。また、現計画より優れたものでなければならない。区の見解は。

回答

回答者:区長

事業計画を大幅変更する際には、区議会で十分に議論してもらうとともに、区民や関係団体等からの意見を伺っており、今後も同様の対応を図っていく。


教育環境の充実を優先させよ

質問

旧中野刑務所の正門について、昨年の予算特別委員会では、「平和の森小学校の敷地内に残すことは考えていない」と教育委員会は答えている。たとえ、門に文化財的な価値があるとしても、学校教育や教育環境の充実を優先すべきではないか。

回答

回答者:区長

平和の森小学校における教育環境の充実と文化財の保護は、校地の拡大を図る等の工夫をしていくことで、両立は可能だと考える。


地域医療機関誘致の考え方を問う

質問

  1. 地域医療に貢献している新渡戸記念中野総合病院から提示された移転新築整備基本構想について、区はどのような結論を出したのか。
  2. 誘致先である旧中野中学校は避難所に指定されているが、その代替え施設はどのような場所を考えているのか。

回答

回答者:区長

  1. 病院から提出された病床需要予測及び構想内容は、東京都の地域医療構想や保健医療計画と乖離(かいり)があり、そのままでは難しいと考えている。
  2. 区有施設をはじめ、地域に存する施設の中で、避難所として使用可能な施設を確認し、地域医療機関の整備の進捗に合わせて、候補が選定できるよう、検討したい。