中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成21年第4回定例会

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平成21年第4回定例会一般質問抜粋

開催日:平成21年12月03日(木曜日)

待機児童解消対策の区の考えを問う

区は待機児童の緊急対策として、区立保育園などの定員の弾力化や、区有施設を利用した私立保育園の分園の設置、認証保育所の新設などを実施してきたが待機児童数の急増に保育所の定員増は追いついていない。早急に待機児童解消対策を練り直す必要があると考える。

質問

  1. 10か年計画(第2次)素案の中に認定こども園への転換推進が挙げられていたが、この園の開設は待機児童解消に効果があるのか。
  2. 区立幼稚園4園のうち2園は認定こども園に転換するが、残り2園のうちかみさぎ幼稚園の計画はない。その理由は何か。
  3. 国の保育所の基準緩和が行われると保育の質の低下を招くなどの意見がある。現場職員の資質向上のための研修制度を充実する必要があると思うが、区として補助金を出す考えはあるか。

回答

回答者:区長

  1. 就学前の子どもに幼児教育と保育を提供する機能を併せ持つ施設であり、待機児童の解消策となる。
  2. 区立幼稚園2園の将来のあり方については現時点で定まった方針はない。今回転換した2園の成果を検証するとともに、それぞれの地域の保育需要など総合的に検証したうえで、今後の方針を検討する。
  3. 区で実施する研修に私立園の保育士等の参加を勧めている。また、私立園も参加しての連絡協議会や合同研究など公立と私立が一緒になって課題検討などを行う場も設けている。各園での研修は、通常の運営費の中で対応すべきと考えている。