中野区議会自由民主党議員団

一般質問:令和03年第4回定例会

令和03年第4回定例会一般質問抜粋

開催日:令和03年11月25日(木曜日)

中学校区に1館とする児童館配置を再考せよ

現行の区有施設整備計画を進めていくと、児童館は9館となり、当初の28館から3分の1となってしまう。

質問

  1. 中学校区に1館では、距離が遠くあまりにも不便である。乳幼児親子が安心して相談したり遊びに行ける施設は、やはり最低でも小学校区に一つぐらいは整備すべきである。昔29校あった小学校は、再編が進み20校になっているので、それでも広い範囲だが、児童館機能を充実することについて考えるべきではないか。
  2. 中学校区に1館とする効果が明確にならないままの再編は、時期尚早な政策ではないか。
  3. 地域子ども施設整備の財政上の効果は、本当にあるのか。

回答

回答者:区長

  1. 子育てひろば事業をすこやか福祉センターなど9カ所で実施しているほか、閉館後学童クラブ施設へ転用する児童館でも実施する。今後、乳幼児親子の通い易い場所での設置を深く検討していく。
  2. 地域子ども施設の整備は、区有施設整備計画に示すとおり進めていきたい。
  3. 児童館について、新たな機能や老朽化に伴う改修経費が増加する一方、閉館する館の維持管理費は年間670万円程度の削減効果を見込んでいる。

一般財源規模を見据えた令和4年度予算編成を進めよ

質問

  1. 令和3年度当初予算は、削減目標の79億円に遠く及ばず、前年度比8億円の削減にとどまり、49億円余りを財政調整基金から繰り入れることになったが、どのような認識か。
  2. 令和4年度予算編成では、前年度予算経常経費から5%削減を目標としている。その程度では、基準となる一般財源規模の687億円以内に、予算が収まるか疑わしい。収まる見込みはあるのか。

回答

回答者:区長

  1. 当初の目標額には及ばなかったものの、前年度よりは削減を行った。区民の暮らしを守るため、困難を乗り越え、未来へつなげる予算としたと考えている。
  2. 5%という削減目標は一般財源規模に収まることを目指した数値である。687億円は単なる数字ではなく、我々が目指している目標であり、組織全体で取り組んでいく。