一般質問:令和07年第2回定例会
令和07年第2回定例会一般質問抜粋
開催日:令和07年06月05日(木曜日)
区有施設整備の在り方を財政フレームも見据え再考せよ
質問
区は区有施設の耐用年数を60年から80年に引き延ばすが、中野サンプラザ再開発頓挫による転出補償金400億円の未収や、一般事業費の大幅な増加が財政負担の主要因となり、区の責任は大きい。他自治体の調査では、耐用年数80年以上の建物は約58・8%であった。耐用年数80年は目標とし、設計値にせずに財政フレームを組むべきではないか。
回答
回答者:区長
80年間活用することは、基本的に可能であると考えている。
中野サンプラザの今後の事業シナリオを問う
質問
現存施設の再活用、定期借地・権利変換による再整備などのシナリオがある。現存施設の再活用において、区は改修に100億円以上かかり、費用回収に50年以上が必要で回収が困難との見解である。しかし今後、固定資産税2・2億円、サンプラザ借入金利子返済0・6億円はなく、年間4億円の純利益が見込まれ、返済は可能となるのでは。
回答
回答者:区長
サンプラザ営業時の年間純利益は、約1億円から2億円であり、仮に年間4億円ほどに上がったとしても、長期間の償還が想定されることから、大規模改修して再利用することは考えていない。