中野区議会自由民主党議員団

一般質問:令和03年第1回定例会

令和03年第1回定例会一般質問抜粋

開催日:令和03年02月17日(水曜日)

質問タイトル1

質問

令和3年度の予算編成では、区民サービスを低下させないよう配慮しながら、事業や内部業務などの見直しを行い、過去10年間で類を見ない9%の予算圧縮を行ったと主張している。その一方、構造改革の内容や区有施設整備計画において、施設の整理統合等は進んでいない。改革をする力が衰えているのではないか。

回答

回答者:区長

構造改革の短期的な取り組みとして事業や業務の見直しを行った。今後はデジタル化を踏まえた行政サービスの再編、区有施設再編のさらなる検討、組織の再編等に取り組み、持続可能な区政運営を目指していく。


令和3年度予算の概要を問う

質問

旧中野刑務所正門の取り扱い方針が報告され、概算経費として、正門移築(曳家)関連工事等で約4億9600万円、正門公開後の経費で毎年約100万円が示された。厳しい財政状況の中、構造改革で生み出した財源を区民サービスの充実ではなく、正門の保存に充てるのか。

回答

回答者:区長

正門は文化財保護審議会の答申において文化財的価値があるとされており、教育委員会や区民の意見等をふまえ、曳家による移築を行い、保存・公開し活用する。


新型コロナ感染症対策をせよ

質問

高齢者は重症化しやすいと言われており、感染が命の危険に繋がりかねない。区内の高齢者施設に対し、従事者も含め、徹底的に検査をする予定はないのか。

回答

回答者:区長

都からの事務連絡の中で、介護度の高い方が入所する施設について、集中的に検査を実施するとしている。区としては、精度管理や頻度の問題等を含め、PCR検査の在り方を検討していく。