中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:令和04年第3回定例会

令和04年第3回定例会総括質問抜粋

開催日:令和04年09月21日(水曜日)

質疑項目

  1. 今後の財政運営
  2. 区立総合体育館の使用料
  3. 道路等包括管理事業の創設
  4. 区独自の奨学金制度

今後の財政運営

問:
ウクライナ危機により、物資の不足に円安も加わり、物価が高騰し、日本経済の先行きは不透明である。この状況を打開するため、今後の予算編成では、経常的経費と投資的経費を明確に分けることで強靭きょうじんな財政フレームを作れるのではないか。
答:
一般財源充当事業費の中での経常的経費や投資的経費の取り扱いは今後検討する。

区立総合体育館の使用料

問:
値上げは区民スポーツに深刻な影響を及ぼす。現行の使用料を上回らないよう検討するべきではないか。
答:
議会や区民の意見を踏まえて検討する。

道路等包括管理事業の創設

問:
包括管理受託者は地元業者を中心に業務を割り振り、内容によっては入札なしで翌日に工事できる等、区民・業者・行政にメリットがある。道路等で実施するべきでは。
答:
メリットがあると認識している。一方で、受注者による自主的な判断の必要性や区内業者の意向等の課題等もあり、今後研究していきたい。

区独自の奨学金制度

問:
国立社会保障・人口問題研究所による全国調査を見ると、出生数は子育てや教育にお金がかかるといった経済的理由が大きく影響している。出産における金銭的不安を取り除くセーフティネットとして、23区中15区が独自で実施する奨学金制度等の就学支援事業を行うべきではないか。
答:
重要な視点の一つと認識している。実施予定の高校2年生と保護者を対象とした生活実態調査の結果を踏まえて、支援策を充実させたい。