一般質問:令和02年第4回定例会
令和02年第4回定例会一般質問抜粋
開催日:令和02年11月30日(月曜日)
旧中野刑務所正門の保存に関連した政策を適切に判断せよ
質問
- 平和の森小学校の供用開始時期は2023年度だったが、今回の旧中野刑務所正門を移築する判断で、2027年度となった。早々に移築を選択していれば工期を1年短縮できた。しっかりとした調査も、決断も、工夫も、努力もなく、学校完成が遅れ、子どもたちにしわ寄せがいったことをどう考えるか。
- 当時、アンケート結果から現地保存しかない、これがエビデンスだと言っていたが、今回の決断は自らを否定するのでは。
- 区民意見のボトムアップも必要だが、総合的・合理的な判断があってしかるべきでは。
回答
回答者:区長
- 開校が遅れたことは、お詫び申し上げたい。
- 様々な声を聞き結論を出したが、多角的に検討し、判断を変更した。
- 結果的に教育環境と現地保存は両立しがたいと判明し、考え方を変えた。
新型コロナを機に社会変革を踏まえたまちづくりを進めよ
コロナショックで中野区の都心に近いメリットが著しく損なわれ、このピンチを打開する必要がある。
質問
- 短期的な戦略として、在宅勤務スタイルなどに付随した子育て施設やカフェなどがある新しい生活様式に対応する必要がある。在宅勤務の方々による区内での新しい消費活動や産業・ビジネスの活性化が望めるが、テレワーク普及に対応したまちづくりを考えては。
- 中長期的な戦略として、社会コミュニティの最小単位の家族が見直され、核家族化に逆行し、親子2世帯など、昔ながらのスタイルに回帰することも考えられる。全世代が過ごしやすいまちづくりを推進しては。
回答
回答者:区長
- 区民ニーズを踏まえ、経済活性化を図っていきたい。
- 持続可能な都市づくりに向け、検討を進めたい。