中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:平成31年第1回定例会

平成31年第1回定例会総括質問抜粋

開催日:平成31年02月26日(火曜日)

質疑項目

教育委員会の独立性

問:
教育委員会は区長部局の組織か、それとも独立した組織か、どう認識しているのか。
答:
法律に基づいて、区長部局とは独立した組織である。
問:
教育委員会は、これまで一貫して、旧中野刑務所正門は撤去するとしていたが、現区長が現地保存の方針に変えた際に、区長部局から教育委員会に諮問をしたのか。
答:
現地保存する方向性が示される際に、教育委員会として、意見をまとめる必要があるとの判断から教育委員会事務局として臨時会を開催した。
問:
考え方を変えた際には、教育委員会にも検討するよう依頼をすべきと考えるが、情報提供だけで、区の方向性に変更されたように思うがどうか。
答:
教育委員会の判断として、機を逃さず、区長部局に意見を伝えるため、臨時会で意見の取りまとめを行った。
問:
1月1日に教育長が就任しているが、なぜ就任後に正門の検討をしなかったのか。
答:
教育長不在の場合、職務代理を置いて、運営できる法令規定があり、事務を行った。
問:
教育長は、教育委員会の独立性を守るために、どのような考えを持っているのか。
答:
教育委員会は、特に政治的中立の継続的、安定的な確保が求められる。一方で教育に関する事務の全てを区長部局から独立してはできないため、区長と役割を分担し、事務を行うことが大事である。今後も子どもたちが良好な学校生活を送ることができるように、政治的な中立を確保し、連携して取り組む覚悟である。
問:
教育長の責任は重くなっており、子どもたちのために、一層のお力添えをお願いしたい。最後に、区長は教育委員会をどうとらえているのか。
答:
教育委員会は、法律により、独立性、自立性を持っており、今後、その性格に対し、留意したいと考えている。