一般質問:平成28年第3回定例会
平成28年第3回定例会一般質問抜粋
開催日:平成28年09月13日(火曜日)
IoT(インターネットオブシングス)を活用せよ
質問
大阪の箕面市では、IoT(物に通信機能を持たせ、インターネット接続や相互通信により、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと)を活用し、低コストで地域による見守りを実現する「スマート見守りシティ構想」の実現に向けた、全国最大規模の実証事業を行っている。見守り対象者が携行する小型端末が発信するビーコン信号を学校・公共施設・商店街など民間施設や家庭に設置された固定の検知端末や「見守りアプリ」の入ったスマートフォンに位置情報が通知されるシステムである。子どもたちの見守り、認知症高齢者の徘徊捜索、災害時の安否確認等の充実策として、システムの活用・環境整備を検討しては。
回答
回答者:区長
箕面市の検証結果や他都市の実証実験等も参考に、位置情報を活用した、子どもの安全を守る取り組みの有効性、徘徊対策のほか、高齢者の生活支援の可能性、避難行動要支援者の安否確認など、IoTの活用について研究していきたい。
加熱式たばこ」を問う
質問
「新型たばこ」といわれている、「加熱式たばこ」は、火を使わず、電気で温め加熱し水蒸気を発生させ、味や香りを楽しむたばこであり、煙・匂い・灰も出ないため周囲に迷惑もかけない。この「加熱式たばこ」の路上喫煙禁止の取り扱いについては、自治体によりさまざまである。「中野区吸い殻、空き缶等の散乱及び歩行喫煙の防止等に関する条例」では、点火されたたばこを保持することを含むとされているが、中野区として「加熱式たばこ」の見解を示すべきでは。
回答
回答者:区長
条例制定時には、火を使用しない「加熱式たばこ」による喫煙は想定していなかったが「加熱式たばこ」もたばこの葉に熱を加えて喫煙するものであり、今後、条例の対象となるか検討していきたいと考えている。