中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成28年第1回定例会

平成28年第1回定例会一般質問抜粋

開催日:平成28年02月23日(火曜日)

施設整備に向けた基金を創設せよ

質問

予算書などでは財政調整基金の積立額がわかるだけで、年度間調整や施設整備についてどのくらいの予定で積み立てを行っているかわからない。「公共施設総合管理計画」を進めていく上で財源確保は重要であり、成果が見え計画を立てやすくするためにも、特定目的基金をつくるなどの工夫をすべきではないか。

回答

回答者:区長

施設整備については、国庫補助金や起債、義務教育施設整備基金など各特定目的基金が利用できる施設には基金を繰り入れて財源を確保してきた。また、財政調整基金では特定目的基金としての明確な区分ができない、施設改修区分としての一定の積立てを行っており、必要に応じてこの基金から繰り入れてきた。今後もこの考え方を踏襲していくが、確保した金額の内訳の公表について検討していきたい。


スポーツ環境の整備を進めよ

質問

  1. 地域スポーツクラブの法人化は難しいと判断したとのことだが、中野区スポーツ・コミュニティプラザ条例を改正して新たに設置する地域スポーツクラブは、これまでのものと何が違うのか。
  2. 中部スポーツ・コミュニティプラザはもともと学校施設であり、学校開放をしていた頃に比べ料金が高くなったとの声があるが、例えばスポーツ・コミュニティプラザに使用料方式を適用する一方で、学校開放の料金値下げを考えては。

回答

回答者:区長

  1. 新たな地域スポーツクラブは会員制度を導入し、会員により構成される運営委員会が地域のニーズに合った多様な事業を企画・実施することを考えている。活動にあたってはスポーツ・コミュニティプラザの運営受託事業者が事務局を務め、責任を持って事業の実施・運営を行うものである。
  2. 身近な場所でスポーツや健康づくり活動ができる環境整備の一環として、学校での体育館開放の使用料免除を検討している。