中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成27年第1回定例会

平成27年第1回定例会一般質問抜粋

開催日:平成27年02月23日(月曜日)

基本構想改定のを問う

区は平成28年3月、基本構想の改定を目指している。構想は区が施策を行う上で必要な政策大綱で、かつ総合的で計画的な行政の指針であり、議会の議決を経て決定される。

質問

  1. 4月の選挙後の議会への改定作業の報告時期、方法は。
  2. ハード面の整備だけでなく、地域がともに支えあうまちなどソフト面でもまちの魅力を高め、「移り住みたい」と思って選ばれることが必要だが、構想で描くまちの将来像は。

回答

回答者:区長

  1. 改定への区の考えは節目ごとに議会に報告し、意見、提案を受け止めて検討を進めたい。
  2. 基本構想審議会の答申や区民の意見、議会での議論を踏まえ、温かみのある魅力あふれるまちの観点から、将来像を描きたい。

教育相談環境を整備し子どもたちの健全な育成を

いじめは決して許されない行為であり、その対応は学校における最重要課題の一つである。教育委員会や学校は対応方針を策定するなど真剣に取り組んでいるが、いじめを受けた子どもたちへのケアが大変重要である。/p>

質問

  1. 学校には相談室が設置されているが、電話のあるところは少ない。子どもや保護者が相談しやすい環境整備のためにも早急に対応が必要では。
  2. 総合的な対応ができるため、役割の増すスクールソーシャルワーカーについて、今後の対応は。

回答

回答者:教育長

  1. 話交換器の設備更新にあわせ、相談室の内線電話を26年度から2か年で全小・中学校に設置予定である。
  2. ワーカーは児童・生徒の多様な問題に対応し、高い評価を得て、ニーズも高まっており、27年度に拡充を図る。

子ども・子育て支援のため寡婦(夫)控除のみなし適用を

質問

全ての子どもの健やかな成長のために、子どもや子育てを地域社会全体で支えることが重要で、その中でもひとり親家庭には生活の安定・向上のために支援が必要である。税法上の寡婦(夫)控除は結婚をしないままひとり親となった世帯は対象外だが、同控除のいわゆる「みなし適用」をできるところから始めては。

回答

回答者:区長

婚姻歴のないひとり親の不利益を解消するため、みなし適用について検討し、できるだけ早期に実施したい。