中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:平成21年第3回定例会

平成21年第3回定例会総括質問抜粋

開催日:平成21年10月02日(金曜日)

質疑項目

質疑1

問:
にぎわい創出事業の決算額は、予算時と比べ、大幅な節の組替えが行われている。これでは内容が異なり、予算審議の意味がない。議会に対し、予算執行段階における実施方法の変更まで報告する必要はないと考えているのか。
答:
予算審議時には、事業実施方法の細部まで詰めきれていない部分があった。事業実施にあたって実効性ある方法を検討し、部の権限の範囲内で予算流用を行い、対応した。今後、予算審議の段階できちんとした内容で臨みたい。
問:
区のイメージアップに関する企画と事業実施のために、イメージアップアドバイザーを設置している。このアドバイザー契約は日時を決めない長期間の派遣依頼となっている。契約の方法として適切か。
答:
今回は、必要なときに依頼するということで、契約ではなく、依頼という形式をとった。
問:
アドバイザーの報償費は時間単価2万円、支払い上限350万円と、考えられないほど高い。根拠は。
答:
依頼内容の専門性に鑑みて設定した。
問:
時間単価2万円の派遣契約は、契約担当を通さずに部の判断でできるのか。
答:
事業の進ちょく状況に応じてその都度依頼し、アドバイスをいただく形式であり、部として適正であると認識している。
問:
積算根拠の希薄さ、予算の組替え、業者指定による契約、仕事の進め方など、今回の決算には多くの疑問がある。中野区職員倫理条例、コンプライアンスに照らし、執行機関の自浄能力に期待したい。今後、改善に取り組めるか。
答:
今回の質疑、内容をよく検討し、正すべきことは正していきたい。