中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:令和05年第3回定例会

令和05年第3回定例会総括質問抜粋

開催日:令和05年09月25日(月曜日)

質疑項目

  1. 基本計画を無視した区政
  2. 地域資源の開発・発信
  3. 中野区の農業政策

基本計画を無視した区政

問:
事業の企画立案、予算編成時に、中野区の最上位計画である基本計画の成果指標、主な取り組み等がないがしろにされ政策決定したのでは。
答:
基本計画の全ての成果指標と取り組みを結び付けて政策議論をしているわけではないが、基本計画の推進に向けて、企画立案、予算編成を行い政策形成をしている。

地域資源の開発・発信

問:
新庁舎にできる展望ラウンジから、VRで四季の森公園を眺め、中野の歴史の変遷(犬屋敷、日本初の公園と解釈できる花見のメッカ桃園、中央線の前身の甲武鉄道、陸軍鉄道大隊、陸軍省の電信連隊、中野スパイ学校、警察大学校など)の画像と重ねて、新たな観光資源をつくってはどうか。
答:
歴史とひもづけた情報発信として、非常に可能性を感じる。昨年度、外部委員による検討会を設置して、都市観光施策の見直しでVRなどの積極的な活用が議論になった。事業者等と連携しながら検討したい。
問:
中野の名産品が欲しいと考える。江戸時代、宝仙寺で象を飼っていた源助は、象の餌代を捻出するために象の三色まんじゅうを売っていた。その史実に関連したお土産の商品開発を考えてはどうか。
答:
中野の都市観光において有効であり、ふるさと納税の返礼品での可能性を考えたい。

中野区の農業政策

問:
中野区内で生産された朝採れ野菜は、農作物運搬にかかるコストや時間を格段に少なくでき、鮮度が高い野菜を区内で販売できる。区のひとつのブランド商品としては。
答:
中野の朝採れ野菜は、消費者のニーズが一定程度あると考えるが、中野区内に農地があって新鮮な野菜が採れることがあまり知られていない。まずは周知に努めて、ブランド化の可能性や支援の在り方を探っていきたい。