一般質問:令和03年第2回定例会
令和03年第2回定例会一般質問抜粋
開催日:令和03年06月03日(木曜日)
小さな失敗と大きな成功ができる街NAKANOの創造を
都市が成熟し、社会・経済活動が停滞するとスラム化することは、都市計画学の基本である。他の自治体の成長に埋もれないためにも、エリアマネジメントでブランド力を高め、都市として常にアップデートし続ける必要がある。
質問
- エリアマネジメントにより中野区の付加価値を生み出すために、新しい価値を生み出すことが期待できるダイバーシティマネジメントの導入を検討すべきでは。
- そのほかエリアマネジメントに挑戦や実験のエッセンスを加え、夢見る者たちが失敗を恐れずに挑戦でき、新たな価値を生みながら成功できる街になって欲しいが、区の見解は。
- 多様な技術力が結集し、日本のシリコンバレーを目指すことで人・物・金・情報が中野区に集まる。中野区の特性を生かした特区申請を行い地域発展を目指すべきでは。
- 区は国立研究開発法人建築研究所等と建築ドローンの共同研究に関する覚書を締結したが、初の都心地上部を飛行できるドローン特区を目指すことも肝要だと思うが区の見解は。
回答
回答者:区長
- 区が設置予定の「(仮称)中野駅周辺エリアマネジメント協議会」で、協議・検討していく。
- 多様性や挑戦という概念も、エリアマネジメントの取り組みを進めるにあたり参考にしていきたい。
- 地域資源を最大限に生かし、様々な社会実験の誘導・促進により区の持続的発展につなげていきたい。
- ドローンに係る特区申請については、引き続き研究していく。
予算案提出のプロセスを問う
第1回定例会で、令和2年度補正予算のテレワークシステムに関して質疑を行った。イニシャルコストの見積り額は、区の委託事業者が1億2600万円、新規事業者が2300万円と1億300万円の差があり、予算の積算根拠に疑義が生じた。
質問
- 一般的に中野区ではどのようなプロセスを経て、特に事業内容や、金額については主に誰が査定した上で予算案を提出するのか。
- なぜ、テレワークシステムは、一者見積りなのか。
回答
回答者:区長
- 各部で経費の積算を行い、企画部で事業内容や経費の精査を行った上で、区長査定で最終調整を行っている。
- 区の契約するデータセンター内に環境を構築する想定のため、当該事業者からの見積りのみを根拠とした。