中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:令和02年第3回定例会

令和02年第3回定例会総括質問抜粋

開催日:令和02年09月18日(金曜日)

質疑項目

コロナショックに抗う財政フレームの策定

問:
区は、コロナショックによる財政フレームにおける一般財源の減収額を、5年間で215億円、来年度は92億円と見込んでおり、単年度ではなく5年間で対応すべきでは。
答:
一般財源の回復には複数年度を見込んでおり、中長期的な取り組みが必要である。

令和3年度予算の歳出抑制

問:
令和3年度予算の編成スケジュールは。
答:
区長査定を行う令和2年12月までに要求作業を行う。
問:
廃止・縮小・先送りすべき事業、既存事業の統合・再編・スクラップ等、区長査定に至るまでのプロセスは。
答:
既存事業は、評価、見直しの結果を各部で予算要求し、企画部で再編・スクラップを確認のうえ精査をして区長査定に至る。新規・拡充事業は区長に説明し、実施時期の見直し等判断を行う。
問:
来年度の予算編成方針は、各部一律事業費2割カットとのことだが、各部で異なる削減努力の中、どのように一律の基準に収めるのか。
答:
予算編成方針にのっとっているか、企画部で確認をし、精査を行う。

構造改革の推進

問:
経常経費の削減目標額2割の実現のために、区長が覚悟とともに大変な決断をする必要があるのではないか。
答:
全事業について、効果と原因分析を行い、効果が上がらない事業の廃止、統合、縮小、休止、執行方法の変更等の検討を行う。また、構造改革を進める中で組織横断的な事業の統合等、歳出構造にメスを入れる考えである。