一般質問:平成29年第3回定例会
加藤 たくま 議員平成29年第3回定例会一般質問抜粋
開催日:平成29年09月13日(金曜日)
全庁を挙げて待機児童の解消を図れ
今回の待機児童緊急対策を進めるに当たっては、場所の確保、保育士の確保、地域住民の理解と協力が不可欠であり、どれが欠けても成立しないと考える。
質問
- 将来、保育需要がなくなったときに保育施設の後に、福祉施設に改修することを担保するなどのインセンティブがあれば、事業者の負担軽減が図られ、手を挙げやすいのでは。
- 保育士の給与に直接跳ね返る支援を検討しては。
- 時間がない中で地域住民の理解を得るためにどのような工夫をするのか。
回答
回答者:区長
- 条件を満たして閉園等の相談があった場合などには、可能な範囲で様々な対応を考えていきたい。
- 保育士の確保や定着促進を図るため、私立保育所等とも話し合い、更に検討したい。
- 協力と理解を得るためには、決定的な近道はないと考えており、町会組織、整備予定の用地を利用している個人や団体などの近隣住民に丁寧な説明を行っていきたい。
民泊の推進と生活環境の保全を両立させよ
質問
- 各自治体が条例で宿泊日数、区域に制限をかけることが可能であるが、現段階での対応方針は。
- 違法民泊の届け出をさせないため、マンション管理規約等を絡めた定めにすべきでは。
- 例えば、居住者滞在型は観光施策で有用となるが、民泊事業をどのような位置付けにすべきと考えているのか。
回答
回答者:区長
- 住宅宿泊事業法に基づく区域・期間の制限のほか、住環境の安全・安心の確保に必要な区独自の制限を盛り込むことを検討している。
- 違法民泊によるトラブルを未然に防止するための規定を条例等で定めることを検討している。
- 住宅宿泊事業を効果的に活用して今後増加する宿泊需要に的確に対応し、近隣地域や観光コンテンツと優良な民泊が連携することで地域の活性化につなげていけるよう取り組みを推進していく。