中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成28年第1回定例会

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平成28年第1回定例会一般質問抜粋

開催日:平成28年02月22日(月曜日)

質問

  1. 地方消費税交付金は、大きく伸びたが、歳入の根幹となる特別区税や特別区交付金は、多少の伸びとなっている。区は、28年度の景気動向や税制の影響をどう見積もったのか。
  2. 扶助費は必要な社会保障経費だが、この伸びは財政運営に大きく影響を与え、心配でもある。今年度の伸びをどう把握し、推計したのか。
  3. 特定財源の繰入金は、各事業の目的基金の繰り入れと考える。28年度に充てる事業は。

回答

回答者:区長

  1. 特別区民税は、平均所得増等による約4億円増とふるさと納税の影響等による約3億円減から約1億円増とした。特別区交付金は、企業収益は堅調だが、法人住民税の一部国税化等から27年度と同様の350億円とした。
  2. 毎年度増加傾向にあるが、雇用の改善等により、増加率は減少した。28年度は、4・8%増を見込んでいる。
  3. 江古田の森の用地費や学校再編に伴う施設整備等である。

地域包括ケアシステムの取り組みを推進せよ

質問

  1. 区は、ひとり暮らし高齢者世帯や高齢者のみ世帯が多い特性があるが、実態と他地域との比較は。
  2. 地域包括ケアシステムは、地域で支援が必要な人を支える取り組みをどう行うかで、将来、地域での生活に大きな差が出ると言われている。区には、町会自治会による見守り、支えあい活動や区医師会等による医療・介護が連携した取り組みがあり、他の地域に比較して活発に行われている。区はこうした土壌を生かし、リーダーシップをとる必要がある。今後の連携体制を強化しては。

回答

回答者:区長

  1. 5年前と比較して、ひとり暮らし高齢者数は、10.5%、高齢者のみ世帯数は、5.3%増となっている。高齢化率は、23区平均より若干低いが、後期高齢者の割合が高い等の特徴がある。
  2. 28年度から医療・介護の連携推進等を一括して担当する分野を新設して体制を強化する。