総括質疑:平成27年第1回定例会
平成27年第1回定例会総括質問抜粋
開催日:平成27年02月27日(金曜日)
質疑項目
平成27年度予算
- 問:
- 平成27年度一般会計予算は1327億3800万円で、対前年度比10%増となった。このような大幅増額になったことに対する区の認識は。
- 答:
- 子ども・子育て支援新制度やマイナンバー制度等への対応のほか、中野駅西側橋上駅舎等も含めた周辺のまちづくりが具体的な段階に入ったことや、新区役所などの用地の買い取りなどの投資的経費が増えたことにより増額となった。また、5.6%の伸びを示した扶助費については、経常経費等の見直しを常に行いながら、事業執行方法の工夫等も必要だと認識している。
町会加入促進
- 問:
- 区民の町会・自治会への加入促進に関する取り組みとして、中野区と中野区町会連合会と区内の不動産事業者団体による三者協定の締結に向けた基本協定の案が示されたようだが、その内容は。
- 答:
- 不動産事業者団体の役割として、住宅販売や賃貸住宅の管理、仲介の際、区が提供する町会案内のパンフレット等を用いて、町会・自治会への加入の働きかけを行うことなどを定めるよう考えている。
電柱・電線類の地中化
- 問:
- 欧米やアジアの主要都市の無電柱化率の現状を見ると、ロンドン、パリ、香港が100%、台北が95%、シンガポールが93%、韓国のソウルが46%、ジャカルタが35%となっている。日本の無電柱化率は、東京23区が7.3%、大阪が5%となっている。23区の中でも、都市部では無電柱化率は高いと思うが、中野区は何%で、23区中何番目か。
- 答:
- 中野区の無電柱化率は、1.0%で、23区の中でも下位に属すると推測される。
- 問:
- 無電柱化率が高い区は。
- 答:
- 中央区が一番高く34%、続いて千代田区、港区の順となっている。
- 問:
- 電柱・電線類の地中化に関する区の見解は。
- 答:
- 防災や安全という観点から考えると、狭い道路における電線・電柱は危険であり、無くした方がよいと思っている。大和町のまちづくりにおける研究を足がかりとして、狭い道路でも電線類を地中化できるような方式をつくり出すことに、区としても貢献していきたい。また、今後区が整備する都市計画道路においても、着実に電線類の地中化を行っていきたい。