一般質問:平成24年第3回定例会
平成24年第3回定例会一般質問抜粋
開催日:平成24年09月24日(月曜日)
平成23年度決算と今後の財政を問う
質問
- 中野区の特別区民税は、納税者1人当たりの平均所得の減や納税義務者の減少により下がっている。また、区の平均所得は373万7千円で、特別区平均の410万8千円と差が開いている。この点をどう分析するか。
- 経常収支比率は93%、公債費比率は15.2%と上昇している。企業会計的手法による分析ではどう見るか。
- 歳入が減少する一方、用地取得費や整備費など資金が必要な行政需要は増える。持続可能な区政を実現するために計画的な積立てと繰り入れを行う必要がある。今後の財政運営について区の考えは。
回答
回答者:区長
- 比較的所得の低い20〜30歳代の納税義務者が約半数を占めていることにあると考える。
- 全体に貸借対照表では良くなっている。減価償却累計額の増加は、将来の負担につながるため注意していく。
- 中長期の財政見通しに立った基金の活用を図り、持続可能な財政運営に努める。
町会・自治会への加入促進を進めよ
質問
区には110の町会・自治会があるが、都市化が進み集合住宅やマンションが多く建設され、未加入世帯に町会・自治会の役員が訪問し働きかけても加入しない実例が多くある。地域コミュニティの中心的組織であるこの会の活動が住民に理解され、気軽に参加できる働きかけが必要だ。行政と町会・自治会が連携し加入促進するべきではないか。
回答
回答者:区長
必要に応じて加入促進に区職員も同行するなど連携して協力していく。
地域に根差した活動を行う区民活動センターの運営を
質問
- 区民活動センターへの転換から1年が経過したが、運営委員会や事務局の活動は順調か。
- 事務局員の採用や雇用期間は、運営委員会や実際従事している事務局員の意見を十分踏まえて決定するべきではないか。
回答
回答者:区長
- 円滑な転換が図られたと認識している。軌道に乗せ、発展させていきたい。
- 運営指針で「同一の者の採用は連続して3回を超えない」としている。この趣旨を理解いただくよう丁寧な説明に努めていく。