一般質問:平成24年第1回定例会
平成24日年第1回定例会一般質問抜粋
開催日:平成24年02月20日(月曜日)
持続可能な財政運営に向けた取り組みを
質問
- 24年度の一般会計予算規模が過去最高の1164億7千万円余となった要因と、一般財源への影響は。
- 日本経済が厳しい中、歳入が「基準となる一般財源規模」とされる650億円に達するまでの中長期的な見通しは。
- 施設更新など、将来需要に対応できる持続可能な財政運営に向けた取りをどのように行うのか。
回答
回答者:区長
- 計画的に進めてきた投資的事業の予算計上や、起債の満期一括償還の到来、施設更新の将来需要を見込んだこと、扶助費の増加などが要因である。一般財源への負荷は、国や都の補助金などの特定財源などを確保することで、ほとんどないと考える。
- 当分の間、歳入は650億円を下回るものと見込んでいる。
- 基金の活用や、歳入確保の強化を行うとともに、23年度の見直しを踏まえ、現行事業を再度厳しく精査し、徹底した事業見直しを継続していく考えである。
児童虐待防止に向け連携を
質問
児童虐待を防ぐために、区の子ども家庭支援センターと、都の児童相談所はどのように連携しているのか。
回答
回答者:区長
子ども家庭支援センターが対応しているケースで、保護者への対応が難しい困難事例などは、児童相談所に援助要請や送致を行っている。また、対応方針決定の際の判断に違いが生じないよう情報共有に努めている。
生ごみの再資源化を進めよ
質問
ごみ減量に向け、小学校や公園にバイオマスプラントを整備し、「ごみゼロとエネルギー再生できる地域づくり」に取り組んでは。
回答
回答者:区長
生ごみの再資源化のための普及啓発活動に加え、区立小中学校・保育園で排出される食品の残りを、処理施設でたい肥化するなど再資源化している。
更なる国際交流を推進せよ
質問
21年に哲学堂公園に、ハンガリー出身の彫刻家ワグナー・ナンドール氏の作品「哲学の庭」が設置された。これを縁にブダペスト市と友好関係を築いてはどうか。
回答
回答者:区長
交流に結び付くきっかけがあれば取り組む可能性はあると考えている。