一般質問：平成２０年第３回定例会

平成２０年第３回定例会一般質問抜粋

開催日：平成２０年０９月２５日（木曜日）

世界同時株安、円高、原油などの物価高騰など、区の基幹的な収入である都区財政調整交付金や特別区税に大きな影響を与える今般の状況について、区はどのように分析し対処していくのか。

区の歳入見通しも厳しいものになってくると分析している。今後、区内産業の活性化や雇用創出などとともに、区民生活向上のための事業を行い、将来の財源を増加させる施策展開を行っていくことが大事であると考える。

新学習指導要領について、在籍中に新制度に変わる学年では、今までの学習内容との違いが出てしまうのではないかという不安の声がある。教育委員会はどのように対応するのか。

新学習指導要領の内容についてのリーフレットを、学校を通じて全保護者に配布した。今後、保護者への十分な説明ができるよう区として取り組んでいきたい。

特別支援学級に通う児童・生徒と他の児童・生徒との交流は、障害のある児童・生徒の自立や社会参加への意識が高まるとともに、障害のある児童・生徒に対する理解にもつながると考える。区内の弱視学級では保護者を含めた交流が行われた。このような交流の機会をもっと多く設けていくべきではないか。

現在、多くの特別支援学級と通常の学級において交流や共同学習を行っており、また、都立の特別支援学校との交流も行っている。今後も障害の特性や保護者の意向に配慮しながら一層の交流に努めたい。

区はＣＯ２排出量削減につながる照明の普及のため、率先して本庁舎や区施設、街路灯などにＬＥＤ（発光ダイオード）照明の導入をすすめるべきではないか。

ＬＥＤ照明については初期投資額が高く、現在開発中の技術であることから信頼性の問題などが懸念される。今後、条件が整えば導入していきたい。