中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:令和05年第1回定例会

令和05年第1回定例会総括質問抜粋

開催日:令和05年02月21日(火曜日)

質疑項目

  1. 地域活動と地域経済の好循環
  2. 青少年育成地区委員会
  3. 太陽光パネルの設置助成

地域活動と地域経済の好循環

問:
コロナ禍において、在宅勤務や早期帰宅が増えることで、自宅近くの飲食店や商店街に行く機会が増えると、交流の場として、飲食店で地域の方々と接触し、地域のイベントや活動に触れる機会も増えてくると考える。区商店街への誘導に大きく寄与する、キャッシュレス型地域通貨を導入するべきではないか。
答:
区内の経済循環を拡大していくためには、区内消費の誘導に向けた、デジタル地域通貨の検討が必要と認識している。先行自治体の事例を参考にしつつ、デジタル地域通貨の在り方を検討していきたいと考えている。
問:
新型コロナを理由に地域行事やイベントが行われなくなっている。地域活動にテコ入れするのは、今しかないと考えている。地域活動にポイントを付与することについて、区の見解は。
答:
地域活動ポイントの導入については、現在のところ考えていない。
問:
地域通貨を導入すれば、商店街のイベントに地域通貨や地域ポイントを付与するシステムも確立できるのでは。
答:
デジタル地域通貨の様々な活用場面を想定しながら、検討する必要があると考える。○
問:
区の地域通貨導入が出遅れていることが、幸いしていると感じる。様々な自治体のメリット、デメリットを参考に地域通貨を導入するとともに、地域活動への参加誘導に向けたポイント付与を進めるべきではないか。
答:
キャッシュレス化の更なる推進や、区民のデジタル機器の活用といった状況を踏まえ、他自治体の先進事例も参考にしながら、全庁的な検討を進めていきたい。

青少年育成地区委員会

問:
青少年育成地区委員会の活動の一つであるミニリーダー講習会について、そのネーミングを含め、位置づけ、活動をしっかりと示し、新たに入会しやすい仕組みを作るべきと考えるが、区の見解は。
答:
区は意見交換会や研修会などを実施し、地区委員会の活動を継続して支援していきたいと考えている。
問:
地区委員会の活動や、ミニリーダーの入会促進を区HP(ホームページ)などに掲載するべきではないか。
答:
活動について広く周知できるよう、HPへの掲載などを検討していく。
問:
子育て先進区の実現」を目指す区として、できる限り各地区の活動を均一化し、区内の子どもたちが活動できる機会を平等につくり、地区委員会が活動しやすい支援をするべきではないか。
答:
地域の子どもたちの健全育成のため、地区委員会の活動は、重要なものと認識している。各地区委員会のニーズの把握に努め、必要な支援を引き続き行っていきたい。

太陽光パネルの設置助成

問:
従来のシリコン系太陽電池のパネル設置は、都心部では難しいと考える。シリコン系の4分の1程度の価格で設置できる、ペロブスカイト太陽電池の太陽光パネルについて、区の認識は。
答:
ペロブスカイト太陽電池の研究が進んでいることは、区として把握している。都では、新技術の実用化を促進する動きもあると聞いている。
問:
有害物質を含むシリコン系太陽電池は、廃棄処分も問題になる。設置助成は時期尚早ではないか。
答:
補助を実施する中で、ペロブスカイト太陽電池等の動向も注視していきたい。