一般質問:平成29年第2回定例会
平成29年第2回定例会一般質問抜粋
開催日:平成29年06月05日(月曜日)
次世代を見据えた中野区政の在り方を問う
地域包括ケアシステムの在り方を語ることは、中野区の理想の未来像を語ることである。
質問
- 地域包括ケアの制度設計に当たり、中野区の地域特性をどう認識し、その特性にどう対応すべきと考えるのか。
- 世代が新陳代謝するイメージが、持続可能な地域包括ケアには必要である。例えば昼、中野にいない区民が夜に地元商店街で語らう仲間が集える仕組みがあれば、地域活動参画の機会を得られる。今後若い次世代リーダーのような人的資源の確保をどうするのか。
回答
回答者:区長
- 中野区は町会・自治会を中心とした、住民同士の見守り、支えあいへの先進的な取り組みなど、住民主体の活動が活発であることが特徴である。地域からの情報で潜在的な要支援者を発見し、確実にサービスに結び付ける活動に力を入れる。
- 若者の地域デビューのきっかけづくりが必要であり、SNS等の活用、地域と連携したPTA活動の推進、既存の地域活動への橋渡しなどに取り組む。
官民データ活用の推進を
質問
昨年12月に制定された官民データ活用推進基本法は、官民が保有する多様かつ大量データの活用を目的とし、また、今年5月に全面施行された改正個人情報保護法により、個人を特定不能にすることで、本人の同意なしにビックデータの利活用が可能になった。新区役所では、「24時間365日どこでも区役所」の実現や、外出困難者等の自宅へ職員が伺うアウトリーチサービスの提供を検討しているようだが、今後、全庁的なデータ連携を図り、ワンストップで用事が済ませられる仕組みを構築し、区民サービスの向上にげていくべきでは。
回答
回答者:区長
業務システム間の情報連携を進め、全てのサービスを総合的かつ最適にサービスができる窓口づくりを目指す。あわせて、高齢や障害などで支援を要する方を適切なサービス利用に結び付ける、アウトリーチサービス実現の仕組みづくりを進めていく。