中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成25年第4回定例会

平成25年第4回定例会一般質問抜粋

開催日:平成25年11月26日(火曜日)

商店街の街路灯LED化への助成を実施せよ

質問

区内商店街の街路灯のLED化は、約3割程度までしか進んでいないと聞く。原因のひとつとして、商店街に費用負担の体力がないことが挙げられる。都の施策推進型商店街事業を活用すると、LED化にかかる費用の8割について補助金が出るが、それでも体力的に断念せざるを得ない商店街があるのが現状である。商店街に負担がかからないよう、残りの2割のうち何割かの補助を区が行い、LED化をさらに加速させることが不可欠であると考えるが、十分な上乗せ助成は可能なのか。

回答

回答者:区長

商店街が自ら担っている街路灯のLED化は、節電やCO2削減の効果が高いものであり、区としてもその促進を期待している。期間を区切って上乗せ助成を実施することにより、全ての商店街街路灯のLED化を進めることを検討している。


(仮称)南部防災公園の進入経路について問う

南台地域は住宅密集度が非常に高く、早くから防災に対する関心が高い地域であり、着実な防災まちづくりが進められてきた。その南中野にとって大きな財産であるこの大規模公園は、災害時にはすぐに避難できる状況になくてはならない。

質問

  1. 大規模災害が発生した場合には多くの区民がこの公園に逃げ込むことが予想されるが、侵入経路はどのように整備されるのか。
  2. 東大附属中との一体性も考えると、学校側への進入路も間口を広くすべきではないか。

回答

回答者:区長

  1. 各方向から入れるように出入り口を確保し、多くの区民が円滑に避難できるように整備したい。
  2. 学校周辺道路の拡幅の際に設置した災害時の出入り口や学校の出入り口を考慮して、公園から学校への災害時の出入り口として2カ所設置する。

地域の要望を踏まえた国家公務員宿舎跡地整備を

質問

区は宿舎跡地の利活用方針の中で、都市機能の集積や防災機能の向上など地域や区全体の環境保全、区の活力向上にも寄与するとしている。宿舎の活用は、喫緊の課題である防災機能の向上や地域まちづくりの重要な機会になる。その中で、弥生町六丁目敷地の西側公道は道幅が4メートルと狭く一方通行路であり、従前から近隣住民の方々が通行に支障をきたし、地域から道路拡幅について強い要望を受けている。方針に基づき防災公園を整備するにあたっては、これらの要望を十分に踏まえて進めるべきではないか。

回答

回答者:区長

具体的な整備方針はこれから検討していくが、住民の要望を加味しながら中身を充実させていきたい。