総括質疑:平成23年第1回定例会
平成23年第1回定例会総括質問抜粋
開催日:平成23年02月28日(月曜日)
質疑項目
平成23年度予算の組み立て23年度の一般財源規模
- 問:
- 23年度は、特別区税と特別区交付金等の増で657億3千万円余と向上したが、歳出のうち投資的経費は142億円余と89億円以上の増となっている。 この増要因は。
- 答:
- 投資的経費は大規模用地の取得、中野駅周辺整備や小中学校の施設整備の経費が増要因となっている。
- 問:
- 投資的経費142億円の財源はどう確保するのか。
- 答:
- 国庫支出金、都支出金など特定財源45億円余、基金、起債80億円余を充てる。
- 問:
- 一般財源、起債、基金のバランスをとるべきだが、区の起債規模は大丈夫か。
- 答:
- 問題ないと考えている。
扶助費の増加
扶助費が大きく伸び、義務的経費全体で7.7%の増、これは経常的に支出する経費だが、増加要因は生活保護費や障害者への給付等の増加、児童の保育委託が伸びた他、子ども手当を23年度当初予算に計上したことにより、約51億5千万円の大幅増となった。
- 問:
- 22年度の生活保護の一人あたりの平均受給月額は20万円を超え、23年度の生活保護費はさらに14億1千万円増となっている。 こうした中、制度を悪用する受給者もいると聞く、重複診療のレセプトチェックなど、不公平がないよう、体制を整えるべきではないか。
- 答:
- 職員増員や、電子化等によりチェックを強化する。
3つのポイント制
- 問:
- エコ・支えあい・お買い物ポイントの交付方法は。
- 答:
- シールを交付し、共通台紙にはり付け、金券や商品等と交換できるようにする。 将来的にはICカードへの移行も想定している。
- 問:
- ポイント統合具体策は。
- 答:
- 一例としては、道徳心、伝統文化、愛国心などの文言が加わっている。
- 問:
- 区報の教科書採択の選定調査委員会委員の募集記事に、採択基準や調査項目の設定とあるが、誤りでは。
- 答:
- 公益活動の活発化、相互協力の機運向上、運営組織の設置、付与基準の調整などにより、連携を図る。