中野区議会自由民主党議員団

総括質疑:平成19年第3回定例会

平成19年第3回定例会総括質問抜粋

開催日:平成19年10月03日(水曜日)

質疑項目

教育/統合新校と伝統の保存

問:
来年4月に最初の統合新校、緑野中学校と桃花小学校が開校する。新しい学校に、統合される各学校の伝統や歴史を象徴する品を残すべきだと思うがどうか。
答:
統合対象の学校の歴史、伝統を大切にすることは、非常に重要なことである。統合する各学校や同窓会の記念の品などは、教育活動に支障のない範囲で新校の校舎内に保存していきたい。スペースの関係で、デジタル化して保存することも考えている。

都市整備/野方駅整備と第三セクター

問:
ようやく野方駅整備が具体的に動き出した。そのなかで、第三セクターをつくるということで、補正予算も組んだ。第三セクターをつくる理由と、区、西武鉄道、第三セクターの役割は。
答:
野方駅整備には、国の補助金を受けるが、交付対象は地方公共団体が出資する第三セクターに限定されているため、区と西武鉄道が出資して第三セクターを設立し、駅舎部分を建設、保有する。区は、南北自由通路と広場を整備し保有する。

都市整備/野方駅整備の費用

問:
野方駅全体の整備の費用は土地代を除くと幾ら位か。
答:
区が行う自由通路と広場部分は約8億円、第三セクターが行う駅舎部分は約9億円と見込んでいる。
問:
この事業は21年度開設予定が半年も遅れている。これ以上遅れさせないでほしいが、今後の予定は。
答:
最大限早く実現をしていきたい。

区政一般/施設使用料見直しの課題

問:
区は施設使用料見直しを考えているようだ。この中で一番重要な課題は、減額免除制度の見直しであるが、大変解りにくい。制度の概要はどのようなものか。
答:
今までは団体の性格によって減額・免除していたが、今後は公益的な活動について助成するという視点で制度を組み立てたい。
問:
助成の審査はどこで行い、指定管理者の施設利用の場合は。
答:
指定管理者施設であるか否かを問わず、団体の活動を所掌する分野での審査を考えている。