中野区議会自由民主党議員団

一般質問:平成20年第1回定例会

平成20年第1回定例会一般質問抜粋

開催日:平成20年02月19日(火曜日)

地域ブランドで中野の価値を高めよ

質問

サービスや事業の価値を高めるという意味では、10か年計画での「戦略」よりも「ブランド」という言葉の方が、区民にとってわかりやすいと考える。昨年行われた「地域ブランド調査2007」では、全国の区市町村に対するさまざまな調査項目の評価がランキングされている。

  1. 区では、「中野ブランドの発信」として、里・まち連携推進事業やにぎわい創出事業を掲げているが、これらの推進が地域のベンチマークやポジションアップにつながるのか。住民参加や教育など、区民にわかりやすいイメージを設定すべきだったのでは。
  2. 子育て・教育のまちで上位にランクされている自治体の取り組みや要素を把握し、中野も上位へのランクインを目指しては。

回答

回答者:区長

  1. 中野にもさまざまな観光資源や、他の都市にはない特徴を発信している区民の活動がある。それらと今後の新たなまちづくりを合わせ、全国的に中野の魅力を発信するイメージアップ戦略に取り組んでいる。これを通じて中野のブランドをつくり、定着させたい。
  2. 幼児教育・保育や子育てサービスの充実を図るとともに、子どもたちの将来を見据えた質の高い施策を展開し、積極的に取り組みたい。

民生・児童委員の支援を

質問

民生・児童委員の活動費は、年間約10万円で、区の加算を入れても月1万円に満たない。これで、十分な活動ができるか疑問だ。複雑なケース対応の際に、自分で負担したとの話も聞く。単に増額を求めるわけではないが、説明のつく活動費は、区単独でも制度化すべきではないか。

回答

回答者:区長

活動費は、都の要綱に基づき支給され、地区の正副会長の民生・児童委員には、これに区独自の加算をしている。活動にかかわる経費の実態を調査してみたい。